株式会社水野石材店

私たちのこと

“石屋であるということ”

石屋の息子として生まれ、四代目として後を継ぎ、10年。現在、墓石はほぼ中国で完成されてやってくるという現状。世の中も、墓じまい、樹木葬、石でない墓、こういったものが急速に増えている。

「ご先祖様に対して軽率になってはいないか?」「ご先祖との付き合いが疎遠になっているのではないか?」と感じ、お墓が求められなくなってきていると感じる。

このような時代になり、私は自分の仕事について疑問を持ち始めた。そこで、5年程前から、なぜお墓が必要なのかを調べ始め、いろいろな人と出会い勉強してきた。古から伝わるお墓の意味や、石造美術について学んだことより墓・石に対する意識が変わった。

石屋のあるべき姿を考えた時、石屋=職人である。最高の技術と真心を込めて、石と向き合う。

水野石材店はひたむきに墓づくりの真髄に挑戦していく。


“自社加工へのこだわり”

自社加工することのこだわりは、「心をこめたい」から。お墓は、ただのお骨置きではなく、死(ご先祖様)と生きる人たちが交わる場所であり、そこで対話をする場所。やはり風土の環境違う外国の人が作っては、気持ちがこもらない。日本に建てるお墓は日本人が心をこめてこそ良い物が出来ていくのだ。

最近は、石ではないお墓が、広まり始めている。お墓が石である理由は、どこにあるのか。石のお墓を建ててもらうために、石屋はどうあるべきなのか。

石のお墓は、単なるモノではなく、幾多の思いを込めることができるのだと思う。

お墓とは、作り手の想いが加わってはじめて良い物になる。手間隙を惜しまず、苦労しても良いものをつくることが、私たち石屋に求められる供養の本質だと考える。

代表取締役 水野 幸太郎

会社概要